【地方独立行政法人 秋田県立病院機構】秋田県立リハビリテーション・精神医療センター

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コラム

服薬のポイントQ&Aその4

服薬のポイントシリーズは今回で最後です。

Q8 薬の量(数)を減らしたい。

 「精神科の薬は種類も量も多い。よく効くが副作用もある」と、患者さんや家族の方からよく言われます。その通りです。「減らしたい」とのご希望も時にあります。当然です。しかし、その後の相談が微妙にずれることが多いのです。減らしたいとのご相談を受けた場合、精神科医が初めに思うのは睡眠薬です。睡眠薬に対してはどうしても心理的に頼ってしまう人が多いようです。ですから、客観的には病状が改善し、不眠症が無くなっていても「絶対にやめたくない」とおっしゃる方が大勢いらっしゃいます。また、いきなり、中止すると反動(跳ね返り現象)で数日間、寝付きが悪くなり、再開を希望する人もいます。しかし、睡眠薬は再発予防効果が無いので、早めにやめた方がよいのですが・・・
 症状がおさまっている方で、服み続けることが必要な薬の減量を希望する方もいます。この場合、減量によってどの位、再発しやすくなるか、症状が再出現しそうか、悪化しそうかなどを考え合わせた上でのご相談となります。いずれにしても、薬は少ない方がよいのは当たり前ですから、ご希望の方は必ずお知らせ下さい。

Q9 やめたい。

 これも上記の同様です。できればわずらわしい服薬の手間を省きたい、副作用を我慢するのは大変だと思う気持ちは当たり前です。しかし、中止により、症状の再発や悪化が起きる病気が精神科は多いので、ご希望の方は必ずお知らせ下さい。中止した場合の危険をご家族をまじえてご相談の上、話がまとまれば最も再発しにくいプランを立てるようにします。

Q10 奇形はどうか。

 まず、お話ししなければならないのは、奇形は、健康で、薬を服んでいないお母さんからも一定の割合で生まれてくるということです。種類によって違いますが、薬の影響は、一般的に言って、普通に生じやすい奇形の割合が増える形でしょう。有名なのは抗てんかん薬による奇形で、いわゆる「みつくち」、心臓の壁の間に隙間ができるなどがよく知られています。他の薬では、一部を除き危険は少ないことが多いと思います。大事な問題ですので、必ず、主治医と相談してから妊娠・出産計画を立てるようにしましょう。なお、薬が影響するのは体の中に残っている間だけで、昔、一時的に服んでいた薬の影響が延々と続くことはありません。

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