【地方独立行政法人 秋田県立病院機構】秋田県立リハビリテーション・精神医療センター

小畑 信彦

センター長(収録当時)
小畑 信彦

センター長の小畑信彦です。

当センターの目指す方向と具体的活動についてご紹介します。

まず、これから進む方向性についてご説明します。

これからの病院は、少なくとも2つの条件をクリアしていく必要があります

1つめは、常に自らを変え続ける病院であることです。高齢社会は人口減少社会であり、人口減に伴って社会構造も急速に変化していきます。それに伴い医療需要も変化していきますので、当然、病院も変化し続けなければいけません。つまり、変化・前進する病院であり続ける必要があります。

2つめは、自らの医療へ向かう姿勢を明らかにすることです。これからの病院は自らの特色をはっきりさせ、医療体制の中でどのように自らを位置づけるか,そして、その業務を最大の効率で行っていくにはどうすればよいかを常に意識続ける必要があります。

この条件をかなえるためには以下の3点を重視し、病院を運営していくことが大切です。

1つめは、患者さん、ご家族の視点に立ち、限られた医療資源の中で我々が提供できる最良の医療は何かを考え続けることです。

2つめは、ケースワーク機能など外部との交流機能を強化し、様々なメッセージを「伝える」「受取る」姿勢を強化していくことです。

3つめは、院内教育により、職員の技能と熱意を高め、やりがいのある職場環境を育て続けることです。

次に、具体的な活動として、当センターが持つ3つの分野についてご紹介します。

まず、リハビリテーション分野ですが、50名近くの技師を持つ県内でも有数の規模と高度の技術を誇る訓練部門を持ちます。現在、全国的に発展しつつあるリハビリテーション技術である川平法の導入について積極的に取り組んでおります。更に日本が世界をリードするロボット技術のリハビリテーション応用についても研究を続ける他、外部技術の導入も検討中です。より高度のリハビリテーション技術をより多くの県民に提供するよう今後も活動を続けていきます。

次に認知症部門ですが、平成24年4月から新たに「認知症診療部門」を立ち上げ、今まで当センター300床中、100床を活用して行ってきた認知症医療を更に拡大、強化する体制を敷きました。認知症医療については神経内科的技術と精神科的技術の両方が必要ですが、当センターはこの両者とも供給できる体制にあります。さらに早期の診断には、形態的分析に必要なMRIに加えて、機能形態関連の分析に必要なSPECTも必須ですが、これらの検査体制も整っています。これからの高齢社会の進行に伴い、深刻化する認知症問題の中で県内の中核の医療機関として活躍していきたいと考えております。

また、一般精神医療分野ですが、県内の精神科救急システム中の唯一の第3次病院として県内全体を対象に24時間、365日体制で救急入院を受け入れています。触法行為のあった精神障害者に対する、国による特殊医療体制である医療観察体制へも協力しており、鑑定指定医療機関、通院指定医療機関として積極的に活動しています。現在、社会問題となっているうつ病の治療の中で、診断が困難であり、治療に対しても「普通のうつ病」(単極性うつ病と呼びます)とは違った治療方針が必要な分野として「双極性うつ病」があります。この双極性うつ病についても特に力をいれた診療を展開しています。

医療という仕事は高度で複雑な業務内容を持ちます。それに従事する者へ高い集中力と幅広い視野を要求します。使命感と特殊知識も必要です。しかし、医療の本質は人助けだと思います。人が一生をかけるのにふさわしい仕事だろうと思います。

当センターの医療をより前進・発展させようという意欲と情熱を持った若者が多く集まり、我々とともにより新しい医療を作っていくことを期待します。

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  • 当センターは、財団法人日本医療機能評価機構の認定医療機関です。機能種別版評価項目3rdG:Ver.1.0 認定第JC299-3号 主機能:精神科病院 認定第JC299号 副機能:リハビリテーション病院 認定期間:2014年9月27日〜2019年9月26日 「リハビリテーション機能を適切に発揮している」でS評価をいただいております。