第7回ケア・シリーズ(11月22日)『摂食・嚥下障害のケア』、定員を越える参加者で成功裡に終わる

去る11月22日(金曜日)、本年度後期のケア・シリーズ(通算・第7回)が、当センター講堂および精神保健センター大会議室を会場に開催された。今回は、当シリーズ、第1回に取り上げられ、好評であった《摂食・嚥下障害》をテーマに開催。予想通り、多数の聴講希望があり、11月早々に150名を突破した。結局、最終的に50余施設から158名の聴講者を迎えた。

今回は限られた時間ながら、講習会の名前に相応しい実技を可能な限り取り入れる方針で、講堂入口廊下と、講堂に隣接する精神保健センター大会議室を借りて、給食科による嚥下治療食などの展示、および誤嚥性肺炎併発例の肺理学療法の実際を示説した。終了後に聴講者にお願いしたアンケート結果では、どの講演・示説も好評であった。しかし示説会場が狭く、また時間も限られたことから、“示説が見られなかった”との不満の声もあり、さらに今後の工夫が必要と痛感した。

次回開催日程は未定であるが、アンケートの声では、雪解け後の来春希望が多い結果であった。また講演テーマについては、“痴呆のケア”など大きなテーマの希望ほか、“転倒予防”・“レクリハ”・“排泄障害”・“褥瘡予防”など、参加者が直面している個別の問題に対する講習を希望するものも多い結果であった。

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