部門紹介


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薬剤部(薬局)

薬剤部の理念

  1. 服薬指導などを通じて患者情報を収集・管理し、患者への適正使用を推進し、医薬品の安全・品質管理の向上に努める
  2. 他職種と協働し、医療安全や感染制御、栄養サポート活動をはじめとするチーム医療への参加を通じて質の高い薬剤師業務の推進に努める
  3. 他職種と協働し、精神分野や高齢者ポリファーマシー解消に向けた働きかけする
  4. 認知症を含む精神医療・リハビリテーション医療に関連する専門・認定資格の取得や研究発表等に取り組み、専門性を伸ばして知識と技能の向上に努める
  5. 地域の保険薬局との情報共有を密にし、薬薬連携の推進に努める

薬剤部の業務

一般調剤のほか、薬剤管理指導業務を行っています。また、医療安全対策やチーム活動にも力を入れています。希望すればさまざまな学会・研修等の学習の機会があります。

処方箋枚数                                            ○外来:1か月あたり 858枚(院外処方率99.5%:2023年度集計3月分含まず)  

○入院:1か月あたり 2264.9枚(2023年度集計)

後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用

 後発医薬品を使用することは金銭的負担を軽減したり、医療保険財政の改善に資するものです。薬剤費が安くなることで転院等の受入れ先の選択肢広がるため、当院では積極的にジェネリック医薬品への切替えを行っています。

 後発医薬品の選定にあたっては当院で定める基準(品質、情報提供、安定供給など)を満たし、有効かつ安全なものとしています。使用している医薬品についてはこのホームページを通じて公開しています。

 外来では厚生労働省が推進する医薬分業に沿い、緊急薬や治験薬などの特殊薬剤を除き、すべての患者さんに院外処方せんを発行しています。現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。当院では特定の医薬品を指定しない『一般名処方』を行なっています。供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、必要なお薬が提供しやすくなります。

・後発品使用割合 83.9% (2023年度集計3月分含まず)

 *2023年10月より後発品使用体制加算2を取得

・一般名処方 2020年6月1日開始

 *一般名処方は薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載すること

チーム医療への参加

  • 医療安全室(医薬品安全管理責任者)
  • リスクマネジメント部会
  • 感染制御チーム(ICT)
  • 抗菌薬適正使用支援チーム(AST)
  • 栄養サポートチーム (NST)
  • 精神科カンファレンス
  • 褥瘡カンファレンス
  • 摂食嚥下カンファレンス
  • お薬教室(統合失調症向け服薬支援)

学会・研修会への参加

医薬品安全管理責任者等講習会、日本精神薬学会学術集会、日本医療薬学会、日本病院薬剤師会Future Pharmacist Forum、日本感染症学会 日本栄養治療学会(JSPEN)、日本精神薬学会 等

共同研究への参加

精神科臨床薬学研究会(PCP)、秋田県精神科薬剤師研究会(APP)

その他業務

  • お薬の服用・管理支援講座(患者ご家族や地域包括支援センター、生活困窮者支援担当者向けなど)
  • 精神科多剤併用チェック(クロルプロマジン換算、カンファレンス参加)
  • 処方箋の薬品名に腎臓病薬物療法学会のリスク分類や検査値の表示
  • 外来診療への支援活動
  • 病棟常備および修正型電気けいれん療法(m-ECT)等医薬品管理
  • 治験薬管理
  • DPAT薬剤リストの管理・払い出し
    (DPATとは自然災害や航空機・列車事故、犯罪事件などの集団災害の後、被災地域に入り、精神科医療および精神保健活動の支援を行う専門的なチームです。)

スタッフ紹介

薬剤師5名
助手3名、事務補助1名

主な取得資格

認定実習指導薬剤師、日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師、医療薬学会医療薬学専門薬剤師、感染制御認定薬剤師、NST専門療法士、CDE-AKITA、パーキンソン病療養指導士、など

令和6年度_薬剤部メンバー

施設見学について

施設見学について当センターでは施設見学を行っています。詳細は以下をご覧ください。
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採用情報

採用情報については以下をご覧ください。
秋田県立病院機構 採用情報 薬剤師

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