部門紹介


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薬剤部

薬剤部の理念

  1. 服薬指導などを通じて患者情報を収集・管理し、医薬品の適正使用を推進するとともに、安全性および品質管理の向上に努めます。
  2. 多職種と連携し、医療安全、感染制御、栄養サポートなどのチーム医療に参画し、質の高い薬剤師業務の実践を目指します。
  3. 精神医療や高齢者のポリファーマシー解消に向けて、他職種と協働して取り組みを進めます。
  4. 認知症を含む精神科・リハビリテーション医療において、専門・認定資格の取得や研究発表に取り組み、知識と技能の向上に努めます。
  5. 地域の保険薬局との連携を密にし、薬薬連携の推進に努めます。

薬剤部の業務

• 薬剤部では、一般調剤に加え、薬剤管理指導業務や医療安全対策、チーム医療への参画にも力を入れています。
また、各種学会や研修へ参加しています。

処方箋枚数 (2024年度実績)                                           ○外来:月平均868名(院外処方率99.4%)  

後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用

• 後発医薬品の活用は、患者さんの経済的負担の軽減や、医療保険財政の改善に貢献します。
• 当院では、ジェネリック医薬品への積極的な切替えを行っており、転院時における選択肢の幅も広がります。
• 採用している後発医薬品は、品質、情報提供体制、安定供給など、当院の基準を満たした、安全かつ有効なものです。使用医薬品の一覧は、当ホームページでも公開しております。
• また外来では、厚生労働省が推進する「医薬分業」の方針に基づき、緊急薬や治験薬などの特殊な薬剤を除き、すべての患者さんに院外処方せんを発行しております。
• 現在、一部の医薬品では供給不足が発生していますが、当院では特定の製品名ではなく「一般名処方」を導入することで、必要な医薬品の確保を図っています。
・後発品使用割合 88.1% (2024年度)

  ※ 2025年7月より「後発品使用体制加算1」を取得

・一般名処方 2020年6月1日開始

  ※ 一般名処方とは、有効成分名で処方する方法です(例:「アムロジピン」など)

チーム医療への参加

  • 医療安全室(医薬品安全管理責任者)
  • リスクマネジメント部会
  • 感染制御チーム(ICT)
  • 抗菌薬適正使用支援チーム(AST)
  • 栄養サポートチーム (NST)
  • 精神科カンファレンス
  • 褥瘡カンファレンス
  • 摂食嚥下カンファレンス
  • お薬教室(統合失調症向け服薬支援)

学会・研修会への参加

以下の学会や研修会への参加を行っています。

• 医薬品安全管理責任者等講習会
• 日本精神薬学会学術集会
• 日本医療薬学会
• 日本病院薬剤師会 Future Pharmacist Forum
• 日本感染症学会
• 日本栄養治療学会(JSPEN) など

共同研究への参加

• 精神科臨床薬学研究会(PCP)
• 秋田県精神科薬剤師研究会(APP)

その他業務

  • お薬の服用・管理支援講座(患者、ご家族、地域包括支援センター、生活困窮者支援担当者向けなど)
  • 精神科多剤併用チェック(クロルプロマジン換算、カンファレンス参加)
  • 外来診療への支援活動
  • 病棟常備薬や電気けいれん療法(mECT)に使用する薬剤の管理
  • 治験薬の管理(新しい治療法の効果・安全性の確認)
  • DPAT用薬剤リストの整備・払い出し
  • DPAT隊員(薬剤師)の活動                               ※DPAT(災害派遣精神医療チーム)は、自然災害や大規模事故後に被災地で精神科医療・保健活動の支援を行う専門チームです。

スタッフ紹介

• 薬剤師:5名
• 薬剤助手:3名


主な取得資格

• 認定実習指導薬剤師
• 日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師
• 医療薬学会 医療薬学専門薬剤師
• 感染制御認定薬剤師
• NST専門療法士
• 骨粗鬆症マネージャー
• CDE-AKITA(秋田糖尿病療養指導士)
• パーキンソン病療養指導士

施設見学について

施設見学について当センターでは施設見学を行っています。詳細は以下をご覧ください。
秋田県立病院機構 採用情報 見学の申し込み

採用情報

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チーム医療や研究・資格取得支援の機会が充実した職場です。
・秋田県立病院機構 採用情報 薬剤師

薬剤師 – 秋田県立病院機構リクルート

・あきたの医療情報HPみてたんせ

あきたの医療情報「みてたんせ」

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