部門紹介


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リハ科の特色

脳卒中地域医療連携パスの使用により、脳卒中患者さんの回復期リハ病棟への早期転院、早期の入院リハビリテーションを開始しています

回復期リハ病棟では、急性期病院である仙北組合総合病院、平鹿総合病院、雄勝中央病院また、地域のかかりつけ医療機関と連携し、脳卒中発症後の急性期から、当センターでの回復期、当センター退院後の生活期までを途切れなく速やかに進めてゆけるよう、平成21年度より脳卒中地域医療連携パスを導入しました。

嚥下障害へのアプローチ

飲み込みに問題のある患者さんへ、喉頭内視鏡、嚥下造影検査をもとにした評価を行い、適切な栄養摂取方法を検討、指導しています。必要であれば、当センターで内視鏡下に胃瘻造設術も施行します。重症者に対しては、耳鼻咽喉科医師とも相談の上、手術適応も含めて検討することがあります。

摂食・嚥下機能評価を行っています

在宅・施設入所中・他病院入院中で、飲み込みや食事の形態に不安がある方を対象に、喉頭内視鏡・嚥下造影検査の他、医師・看護師・管理栄養士・言語聴覚士・理学療法士・作業療法士・歯科衛生士等専門スタッフが嚥下機能評価を行い、日常生活の指導、嚥下機能を落とさない工夫、訓練の方法、嚥下状態に合わせた食材の選び方や調理方法、食事形態や、飲みやすくするため水分へとろみをつけるとろみ剤の使用方法などについてアドバイスを行っています。

自動車運転評価・訓練を行っています

当センターは、自動車運転のシミュレーターがあり、作業療法士が運転の操作についての評価を行っています。運転が危険と判断されるものには、認知症や脳血管障害で出現する注意障害(周囲で起こることを十分にピックアップ出来なくなってしまったりする)などの高次脳機能障害があり、当センターではシミュレーターのみならず高次脳機能障害一般の評価をしています。
シミュレーターは評価の一つではありますが運転自体が可能かどうかの判断は、運転免許センター等が実施しておりますので、運転の可否を検討したい場合には県内の運転免許センター等へご相談ください。

慢性期の患者さんを対象に上肢機能改善を目標とした作業療法プログラムを行っています

CI療法 : Constraint Induced movement therapy

3週間の短期入院プログラムで、麻痺をしていない健康な腕の動きを制限することで麻痺をした側の動きを誘導しようとする治療方法です。麻痺をしている手を上手く使えないために使用しなくなってしまう「学習性不使用」を克服するため、健側を拘束し、強制的に麻痺側の手の使用を段階的に増やし、機能の改善と麻痺側の手を日常的に使用する動機づけとなります。
適応は明確な基準があり、外来受診の上相談が必要です。CI療法でも麻痺の治癒は困難ですし、全員が改善するわけではありません。また、ストレスがかかることでの胃潰瘍、転倒、再発などのリスクも予想され、医師によるメディカルチェックを適宜おこないます。

川平法による治療を行うため、現在療法士が研修を行なっています。

2011年度、脳卒中後の片麻痺改善を目標とした訓練方法である反復促通療法「川平法」の習得のため、当センター作業療法士が鹿児島大学の霧島リハビリテーションセンターで研修を行いました。秋田県のリハビリテーションスタッフ育成事業を当センター主導でおこなっており、その中でも川平法の研修を行っています。2013年度からは川平法による片麻痺改善を目標とした入院リハビリテーションプログラムなども検討中です。

リハビリテーション医療とロボットの活用

ロボットスーツHALを使用して、歩行練習を行っています

麻痺や筋力が低下した方の歩行をアシストするため、下肢に装着して立ち座りや歩行動作を補助する支援ロボットを訓練に導入しました。秋田県では初の試みです。

上肢の機能訓練改善を目的とする、自作ロボットを用いた研究を行っています

リハビリテーション科医師の荒巻医師を中心に、上肢の運動機能改善を目標とした独自の訓練支援のためのロボットやVRソフトウエアを開発し、作業療法の中で活用しながら研究を進めています。

ボトックス注射による、痙性コントロール

脳卒中、脊髄損傷後に、麻痺をした手足の筋肉の緊張が強くなり、そのために麻痺をした手足の使用が困難となったり変形をきたすことがあります。そのような筋肉の緊張:痙性をコントロールするために、ボツリヌス毒素を筋肉内へ注射するという治療方法があります。
ボトックスによる治療は、麻痺の改善に必ずしもつながるわけではありません。適応については医師の診察が必要です。

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