部門紹介


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看護部3病棟

3病棟は、急性期症状を呈する患者さんに短期・集中治療を施す目的とした閉鎖病棟です。病棟は、40床のうち20床が個室になっているのが特徴で圧迫感を与えない開放的な治療環境となっており、患者さんが自由に利用できる空間として中庭があり軽い運動や散歩ができます。看護師は、男性が多くなっています。

入院患者さんは、統合失調症の急性期症状や重症うつ病、躁病、薬物中毒、思春期精神障害と幅が広く、資質の高い看護能力が要求されます。又、他病院からの紹介による対応困難な患者さんも受け入れてますが、定期的な症状評価とカンファレンスを行い、患者さん毎の治療方針の確認と看護の統一を図っています。

2000年6月から秋田県精神科救急医療システムが稼動し始めましたが、このシステムの全県拠点病院として、県内の5つのブロックにある精神科救急の拠点病院が応じることのできない患者さんを受け入れる役割を担っています。

現在は、24時間体制で救急患者さんの受け入れを行っていますが、そのほとんどの患者さんは、精神症状による不穏、興奮が顕著で自傷他害のおそれがある重度精神障害者であり、集中的な治療をに行うための保護室や個室の整った3病棟が主に応じています。

このように、入院時は症状の重い患者さん達も、ほとんどの方が、3カ月から4カ月で回復されます。元気な姿で退院されていくときの姿を見ることが、私達にとって何ごとにも変えようのない喜びです。

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