センターについて


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リハセンだより第14号(2002年1月発行)

2002年1月「新年にあたって」

新年明けましておめでとうございます。1997年にセンターが開設してから5回目のお正月を迎えることになります。

速い足取りとはいえませんが、少しずつ病院の整備ができて参りました。これも偏に県民の皆様のご支援の賜と感謝しております。

昨年の大きな出来事は、認知症病棟50床を開棟して、もの忘れ外来を始めたことです。治療可能な認知症かどうかを診断したり、リハビリテーションの技術を導入することを目的とした病棟で、リハビリテーション科が積極的に診療に加わっています。既に開棟していた病棟50床には精神症状の強い患者さんが入院する傾向にありました。この病棟には精神科の機能が必要となっています。2つの病棟が力を合わせることによって、認知症についてより広範なご相談に応じることが可能となりました。

リハビリテーション病棟50床に回復期リハビリテーション病棟の制度を新たに導入しました。この制度に基づいて、病棟の日常生活にも訓練を取り入れて看護婦、訓練士が支援する体制を作りました。発症後間のない患者さんを対象として、訓練室での成果を病棟の日常生活で活用させることを意図しています。これによって、発症直後の患者さんでは改善効果が大いに高まっています。

精神科では、重度の精神障害者や緊急に対応すべき患者さんをできるだけ積極的に診療しようと努力しております。この5年間のうちに、センター精神科の役割についても徐々にご理解頂いてきていると考えています。このような5年間の変化を踏まえて、今年1年はセンターの役割や能力を総点検することを予定しています。適切な医療がなされているか、医療事故が起こらない安全な医療がなされているか、患者さんの意志を尊重し、不安・不満の起こらない医療がなされているか、精一杯検討してみるつもりです。もし、身体障害、精神障害の治療のこと、センターの診療体制についてご質問・ご意見がございましたら、どうか気軽にご申し出下さるようお願い申し上げます。総点検の参考にさせて頂こうと思っています。

それでは今年1年間もご指導、ご支援の程よろしくお願い申しあげます。

(センター所長、リハビリテーション科:千田 富義)

2001年12月「クリスマス会」

12月20日にはクリスマス会が行われました。花かげ会の皆さんによる大正琴の演奏や可愛い犬たちとのふれあいを楽しみました。

また、この日のために練習した歌や楽器演奏も患者さんの励みになったようです。

2001年11月「リハセン企画、ケア・シリーズ第5回」開催

リハセン企画、ケア・シリーズ第5回は去る11月2日、当センター講堂にて『脳卒中後遺症の診かたとケア、(5)職種間コミュニケーション』と題して開催されました。センター外から約90名の参加者があった次第です。連休直前の企画で、今回について参加者は限られました。しかしテーマについては、参加者の常日頃のニードに答えたものであったのか、会場では活発で熱気のこもった議論がありました。また当日のアンケートでは今後、痴呆性疾患患者のケアに向けた取り組みを希望する意見が多く、来年度以降にご期待に応えた企画を提案出来ればと考えております。

(医療部・リハビリテーション科:佐山 一郎)

2001年10月「2001年、リハセン大運動会が開催!」

2001年度の大運動会が10月18日に行われました。

趣向を凝らした色々な種目に、患者さん・職員が一緒になって大ハッスル!。
応援も盛り上がり、楽しく、心地良い疲労の1日となりました。

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